【第13回】職業ミュージシャンがマンションの「防音設備」を気にする理由

前回は、楽器可物件と楽器相談物件の違いを説明しました。今回は、楽器を演奏する人にとって、マンションの防音設備がどれだけ重要かを見ていきます。

演奏していないときは他人の演奏音が気になるもの

もしかしたら「楽器可のマンションでは、そもそも居住者全員が演奏をするのだから、隣の部屋の音など誰も気にしないのでは」と思う人もいるかもしれません。

 

しかし、楽器可のマンションに入居しているからといって、入居者が朝から夜まで一日中演奏しているとは限りません。そして、自分が弾いていないときは、やはり他人の演奏音が気になるものです。

 

特に、職業ミュージシャンには耳のよい人が多いものです。プロのオーケストラのメンバーなどは、同時に鳴り響く数十個の音を細かく聞き分けるともいいます。また、伝わってくる音の振動から弾いている曲の曲名までわかる人もいるそうです。

 

そのような誰よりも音に敏感な人たちなのですから、むしろ普通の人以上に、騒音に対してはストレスを感じることになるのではないでしょうか。

世界的なピアニストの演奏でも毎日聞かされると・・・

余談ですが、筆者の友人に、自宅の隣にピアニストのスタニスラフ・ブーニン氏が移り住んできたという人がいます。氏は1985年のショパン国際ピアノコンクールにおいて弱冠19歳で優勝を果たし、日本でも一大ブームを引き起こしました。

 

クラシック・ファンを中心に〝ブーニン・フィーバー〞という言葉も生まれたほどの人気ぶりだったので、覚えている人もいるのではないでしょうか。

 

ブーニン氏が引っ越してきた当初、世界的なピアニストの演奏を間近で聞けると、友人は大喜びしていたのですが、その後しばらくして会ったときには、「毎日聞かされているうちに騒音にしか思えなくなった」と暗い表情でつぶやいていました。

 

私自身、ブーニン氏のファンでしたので、この友人の意見には衝撃を受けたのを覚えています。

 


本連載は、2016年3月1日刊行の書籍『”楽器可防音マンション経営”で実現する鉄壁の資産防衛』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

大塚五郎右エ門

ツナガルホールディングス株式会社
ツナガルデザイン株式会社
代表取締役CEO

University of Wales(英国国立ウェールズ大学経営大学院)にてMBAを取得。鎌倉時代から700年続き、「大田区で一番古い地主」といわれている27代目。一級建築士、宅地建物取引士。不動産コンサルティングマスター。土地有効活用の企画・資産組み替え・設計・仕入・ファイナンス・開発・賃貸・管理まで、オーナーの手を煩わせることなく、「ワンストップ」でサポートしている。資産家に向け、「相続税対策・資産承継等に貢献できる賃貸経営」の提案を行う。2015年、日本初の集合住宅の防音構造(「全戸三重防音構造」)で特許を取得。

『”楽器可防音マンション経営”で実現する鉄壁の資産防衛』
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出版 幻冬舎  発行日 2016年3月1日
著者 大塚五郎右エ門
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