【第17回】騒音をシャットアウトする「三重防音構造」の具体的な仕組み

前回は、サウンドプルーフプロの「全戸三重防音構造」について説明しました。今回は、その「全戸三重防音構造」の具体的な仕組みについて見ていきます。

「ジェット機のエンジン音」すらほとんど聞こえない!?

サウンドプルーフプロは、全楽器の24時間演奏を可能とするために、全戸遮音構造の集合住宅において世界トップクラスの遮音性能になる100デシベル(500ヘルツ)を目標値として設定しました。

 

100デシベル(500ヘルツ)の遮音性能では、隣室の120デシベルほどの「ジェット機のエンジン音」が「ほとんど聞こえない」レベルまで減衰されます。

 

なお、工事後には「第三者機関による空気音遮音性能調査」を実施し、想定していた防音性能が実現されていることを確認しています。

「制振」「遮音」「吸音」の三つの効果を追求した三重構造

防音において求められる「制振」「遮音」「吸音」の三つの効果を最大限に追求した結果として、サウンドプルーフプロは、以下のような構造となっています。

 

①高遮音玄関ドア+室内二重防音ドア
②防音三重サッシ
③防音三重床
④防音三重天井
⑤防音三重壁

 

また、三重防音構造とするために室内の一番内側の構造体を、水に浮かぶ筏の上にやぐらを組むような浮遮音構造として、躯体と完全に縁を切るような防音設計を施し、遮音性能の高い吸排気装置も新たに開発しました。

 

さらに、2300ミリの天井高を確保するため、基準階の階高は通常のマンションより高い3060ミリとなっています。

 

天井等の吸音板だけでなく、楽器種類にあわせて入居者が残響時間をカスタマイズできるように、吸音パネル設置用のピクチャーレール等も設置し、厚手の防音カーテンも標準装備しています。

 

【図表】サウンドプルーフプロの三重防音構造

 


本連載は、2016年3月1日刊行の書籍『”楽器可防音マンション経営”で実現する鉄壁の資産防衛』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

大塚五郎右エ門

ツナガルホールディングス株式会社
ツナガルデザイン株式会社
代表取締役CEO

University of Wales(英国国立ウェールズ大学経営大学院)にてMBAを取得。鎌倉時代から700年続き、「大田区で一番古い地主」といわれている27代目。一級建築士、宅地建物取引士。不動産コンサルティングマスター。土地有効活用の企画・資産組み替え・設計・仕入・ファイナンス・開発・賃貸・管理まで、オーナーの手を煩わせることなく、「ワンストップ」でサポートしている。資産家に向け、「相続税対策・資産承継等に貢献できる賃貸経営」の提案を行う。2015年、日本初の集合住宅の防音構造(「全戸三重防音構造」)で特許を取得。

『”楽器可防音マンション経営”で実現する鉄壁の資産防衛』
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出版 幻冬舎  発行日 2016年3月1日
著者 大塚五郎右エ門
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資産を守り抜くには「投資」で増やすしかない時代――
しかし、株や債券、投信といった人気商品はリスクばかりが大きく、資産を食い潰す危険性をはらんでいます。長期にわたり安定した収入を得るために、いまもっとも注目すべきは収益不動産への投資です。「希少性」「将来性」「好立地」の一棟マンション、とくに「楽器が弾ける防音物件」ならば、時流に左右されず、鉄壁の資産防衛を実現できるのです。

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